2020/8/3 読了 大澤真幸「夢よりも深い覚醒へ――3・11後の哲学 (岩波新書)」

2020/8/3 読了 大澤真幸「夢よりも深い覚醒へ――3・11後の哲学 (岩波新書)」

 

★4

Amazon引用

 内容(「BOOK」データベースより)
「不可能性の時代」に起きた3・11の二つの惨事は、私たちに何を問うているのか。日本で、脱原発が一向に進まないのはなぜなのか。そもそもなぜこれほど多数の原発が日本列島において建設されてきたのか。圧倒的な破局を内に秘めた社会を変えていくための方法とは?オリジナルな思考を続ける著者渾身の根源的な考察。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大澤/真幸
1958年長野県松本市に生まれる。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。個人思想誌『THINKING「O」』(左右社)主宰。専攻、比較社会学・社会システム論。著書、『ナショナリズムの由来』(講談社毎日出版文化賞受賞)、『ふしぎなキリスト教』(共著、講談社現代新書、新書大賞受賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

2020/7/31 読了 「若者よ、マルクスを読もう (20歳代の模索と情熱)」 内田樹 石川康宏

2020/7/31 読了 「若者よ、マルクスを読もう (20歳代の模索と情熱)」 内田樹 石川康

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マルクス初期の五つの著作をめぐる往復書簡。マルクスを読むと自分で問題を解決しようという意欲がわくこと、抑圧される人々へのマルクスの熱い思いを共感してほしいことなど、マルクスを読むことの意味を若い人びとに説きます

 

著者について
内田 樹 1950年生まれ。東京大学文学部仏文科卒業、東京都立大学大学院博士課程中退。現在、神戸女学院大学文学部教授。専門は、フランス現代思想、映画論、武道論。『日本辺境論』で2010年日本新書大賞受賞。

石川康宏 1957年生まれ。立命館大学2部経済学部、京都大学大学院経済学研究科卒業。現在、神戸女学院大学文学部教授。担当科目は、現代社会と経済学、経済学、比較経済論。著書に『現代を探求する経済学』など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

2020/7/6 読了 佐々木俊尚  21世紀の自由論 「優しいリアリズム」の時代へ (NHK出版新書)

2020/7/6 読了 佐々木俊尚 21世紀の自由論 「優しいリアリズム」の時代へ (NHK出版新書)

 

★3

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内容紹介
IT以後の世界を熟知する著者が挑む、
新時代の自由論!

日本にはリベラルや保守がそもそも存在するのか? ヨーロッパの普遍主義も終わりを迎えているのではないか? 未来への移行期に必須の「優しいリアリズム」とは何か?――「政治哲学」不在の日本、混迷を極めるヨーロッパ、ネットワーク化された世界に生まれた共同体の姿を描き、「非自由」で幸せな在り方を考える。ネットの議論を牽引する著者が挑む新境地!

出版社からのコメント
作家でありジャーナリストの佐々木俊尚さんは、
Twitterフォロワー35万人を超えSNSを中心に多大な影響力を持つ、
言わずと知れたネットの議論を牽引する存在です。

その佐々木さんの新作。今までの本とは明らかに違います!
「自由」をめぐり日本からヨーロッパまで縦横無尽に展開される
刺激的な議論の数々は、まさに新境地。
前作『レイヤー化する世界』から2年。
満を持して書かれた『21世紀の自由論』は、
IT以後の世界を見通すバイブルとも呼ぶべき一冊です。

ネット時代の共同体のあるべき姿は何か?
本書を読んでいただき、みなさんも未来を感じてください。

内容(「BOOK」データベースより)
日本にはリベラルや保守がそもそも存在するのか?ヨーロッパの普遍主義も終わりを迎えているのではないか?未来への移行期に必須の「優しいリアリズム」とは何か?―「政治哲学」不在の日本、混迷を極めるヨーロッパ、ネットワーク化された世界に生まれた共同体の姿を描き、「非自由」で幸せな在り方を考える。ネットの議論を牽引する著者が挑む新境地!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐々木/俊尚
1961年兵庫県生まれ。作家・ジャーナリスト。毎日新聞社で12年あまり事件記者を務めた後、月刊アスキー編集部に移籍。独立後フリージャーナリストに。ITと社会の相互作用と変容、ネットとリアル社会の衝突と融合を主なテーマとして執筆・講演活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

2020/6/24 読了 渡部昇一「知的余生の方法」(新潮新書)

2020/6/24 読了 渡部昇一「知的余生の方法」(新潮新書

★4

 

p.2020/4/23

Amazon 引用

内容(「BOOK」データベースより)
知的な生活を心がければ、素晴らしい人生を取り戻せる。「知的余生」とは、年齢を重ねても頭脳を明晰化し、独自の発想にあふれた後半生のことである。健全な肉体を保ち、知恵や人徳を生む生活方式、終の住居の選択法、時間と財産の上手な使い方、先人の教えが身に付く読書法、恋愛や人間関係の実践的教訓など。あの名著『知的生活の方法』から三十四年後の今こそ、豊富な教養と体験から碩学が紡ぎ出す、人生の新しい極意。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
渡部/昇一
1930(昭和5)年山形県生まれ。上智大文学部卒、同大学院西洋文化研究科修士課程修了。独ミュンスター大、英オックスフォード大に留学。上智大名誉教授。ミュンスター大Dr.Phil.、Dr.Phil.h.c.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

2020/6/11 読了 國分功一郎「哲学の先生と人生の話をしよう (朝日文庫) 」

2020/6/11 読了 國分功一郎「哲学の先生と人生の話をしよう (朝日文庫) 」

★5

Amazonから

 

ささやかな悩みから、深刻で重大な問題まで、
「哲学は人生論である」が持論の気鋭の哲学者・國分功一郎氏(東京大学教養学部准教授)が34の相談に全身全霊で答えます。

質問のいくつかは、たとえばこのようなものです。
・自分に嘘をつくってどういうことなの
・母と母の夫になじめない
・先が見えず不安。自信を持つにはどうしたらいいの
・哲学の勉強をするにはどうしたらいいの
・抑え難い復讐心があるのだが……

「書かれていることだけを読んでいてはダメである。人生相談においてはとりわけ、言われていないことこそが重要である。人は本当に大切なことを言わないのであり、それを探り当てなければならない」(本書あとがきより)

國分先生の本気度200%の回答をぜひご堪能ください!

【第一部】 愛、欲望、そして心の穴
――失業の救済は知らないが個人の救済は勉強だ!

1. バブル世代の父親がドバイから仕送りを送ってこなくて困窮しています
2. 子持ちの彼女への愛は本物でしょうか
3. 勉強より、リア充のようなコミュ力を磨いた方がいいのでしょうか
4. 女性との接し方が分からず、ホモソーシャル的な空気に逃げてしまいます
5. 29歳ですが、まともに長続きした恋愛をしたことがありません
6. 婚外セックスに虚しさを感じ始めました
7. マスターベーションばかりしてしまうのですが、どうすれば良いですか
8. 義両親の態度が「ゴネ得」に感じられてしまいます
9. 断っても断っても誘ってくる相手に諦めてもらいたいです(手を汚さずに)
10. 仲良くしようとしてくる親が気持ち悪くて耐えられません
11. どうすれば前向きに語学を学ぶことができるようになるでしょうか
【第二部】 プライドと蔑みと結婚と
――ダダダダッ、ダッダダ
12. 哲学の勉強をするには、どこの大学に行くのがいいのでしょうか
13. 付き合っていた頃から、何かと夫に主導権を握られています
14. 彼女のために、高級ソープ通いをやめるべきでしょうか
15. 「自分に噓をつく」とは、どういうことなのでしょうか
16. 年下の人と仲良くなるにはどうすれば良いでしょうか
17. 会社の先輩から、行きたくない飲みに誘われます
18. タメ口の仕事相手がどうしても許せません
19. 知人が、高校を中退して美容師になると言っているのですが……
20. 交際相手が自分の言葉で話してくれません
21. 一対一の恋愛関係がクソゲーに思えて仕方ありませ
22. ぼくと家族が生き抜くためには何が必要でしょうか
23. 彼氏の仕事を応援することができません

【第三部】 仕事も情熱も相談も
――反革命の思想こそがやさしさを……
24. 理想や情熱を持って働きたいというのは贅沢なのでしょうか
25. 問題のある先輩に、どのように対処すれば良いでしょうか
26. 色々な情熱が薄れ、気力が萎えて困っています
27. 母親と、母親の夫との距離感がつかめません
28. 相談というのは、どうやってすれば良いのでしょうか
29. 悲観的な夫に腹が立ってしまいます
30. 勝手に悪人のレッテルを貼られて困っています
31. 先が見えず不安です。自信を持つにはどうしたら良いでしょうか
32. 男前が好きな自分を認めても良いでしょうか
33. 抑え難い復讐心があります
34. 好きな女性が進路に悩んでいます

あとがき 哲学は人生論でなければならない

《解説・千葉雅也》

内容(「BOOK」データベースより)
自分に嘘をつくってどういうこと?悪人のレッテルを貼られて困っている。先が見えず不安、自信を持つにはどうしたらいいの?ささやかな悩みから深刻かつ重大な問題まで「哲学は人生論である」が持論の気鋭の哲学者が、34の相談に全身全霊で答える。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
國分/功一郎
1974年千葉県生まれ。哲学者、東京大学総合文化研究科・教養学部准教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。専門は哲学・現代思想。著書に、『スピノザの方法』、『暇と退屈の倫理学』(第2回紀伊國屋じんぶん大賞)、『中動態の世界』(第16回小林秀雄賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

2020/5/26 読了 小阪修平「考える技法 小論文で頭がやわらかくなる」PHP新書

2020/5/26 読了 小阪修平「考える技法 小論文で頭がやわらかくなる」PHP新書

 

★3

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 自分の頭で「考える」ためのコツとは? 小論文問題を解きながら発想の手順やヒントを解説する。論理的思考とひらめきのトレーニング。

自分の頭で考えられる人はどこが違うのか? 周りを唸らせるにはテクニックが必要である。投げかけられた問いの論点をつかみ、キイワードを見つけ、反論を予想しながら発想を深めていく。
「文学部に行って将来役に立つのか」「先生を好きになってしまったらどうする?」といった身近な話題に始まり、「なぜ人を殺してはいけないのか」「なぜ善良な人が不幸にみまわれるのか」といった哲学的な議論にも挑戦。さまざまなテーマ、切り口で出題された小論文問題を材料に、発想のヒントをやさしく順序立てて解説する。
[アタマの体力をつける発想のトレーニング]考えるプロセス(1)関係をつかむことば (2)近代的な考え方の枠組み (3)ことばを分析し、対立概念をつくる (4)対照的なことばを見つける (5)問いを発見する (6)テーマを発見する――発想を豊かにする (7)問いを変換する (8)なぜ人を殺してはいけないのか――道徳と倫理  (9)旅の終わりに――制度と風景

 

内容(「BOOK」データベースより)

自分の頭で考えられる人はどこが違うのか?周りを唸らせるにはテクニックが必要である。投げかけられた問いの論点をつかみ、キイワードを見つけ、反論を予想しながら発想を深めていく。「文学部に行って将来役に立つのか」「先生を好きになってしまったらどうする?」といった身近な話題に始まり、「なぜ人を殺してはいけないのか」「なぜ善良な人が不幸にみまわれるのか」といった哲学的な議論にも挑戦。さまざまなテーマ、切り口で出題された小論文問題を材料に、発想のヒントをやさしく順序立てて解説する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小阪/修平
1947年岡山県生まれ。東京大学中退。79年から執筆活動を始め、哲学・思想を中心に幅広く評論活動を展開している。91年の休刊まで雑誌『オルガン』を編集。『イラスト西洋哲学史』(宝島社)で哲学ブームのきっかけをつくる一方、駿台予備校で小論文講座を長年担当し、深く考えて、よい論文を書くためのテクニックを教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

2020/5/15 読了 養老孟司対談集「ニッポンを解剖する」講談社

2020/5/15 読了 養老孟司対談集「ニッポンを解剖する」講談社

 

★4
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メディア掲載レビューほか
ニッポンを解剖する
解剖学者として人間の体と脳、さらには心の“仕組み”を解き明かさんと試みる著者が、各界の識者や研究者との対談を通じて「日本人とは何か」に迫る。オウム事件裁判を傍聴し続けた作家の佐木隆三氏、昆虫の神秘に魅せられた仏文学者の奥本大三郎氏、作家の瀬戸内寂聴氏ら14人が登場する。
西洋出身者では初の日本文学作家であるリービ英雄氏との対談では、『万葉集』の英訳版をテーマに据えつつ、日本語だけが有する特異な性質を明らかにしていく。著者は、漢字と仮名では読む時に脳の働く位置が違うのだと言い、日本語の「書き言葉」に際立つ稀な特徴を強調する。リービ氏はそれに応じて日本の歴史的名著や名文に宿る「言霊(ことだま)」=「言葉の力」についての持論を展開している。


(日経ビジネス 2006/05/08 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画

 

内容(「BOOK」データベースより)
あなたは今の日本が、本当に好きですか?「この国のふしぎ」を考える養老節炸裂の対談14連発。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
養老/孟司
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。62年、東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。67年、同大学院医学系研究科基礎医学専攻博士課程修了。その後、同大医学部教授となり、95年に退官。東京大学名誉教授。その興味の範囲は、科学、自然、思想、教育、文学と広範囲に及ぶ。主な著書に、『からだの見方』(第一一回サントリー学芸賞)、『バカの壁』(第五七回毎日出版文化賞特別賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)