2019/6/27 読了「京都思想逍遥」(ちくま新書)

2019/6/27 読了 

小倉紀蔵「京都思想逍遥」(ちくま新書

★3

かなり癖の強い文章。「知らぬ」頻発。

 

著者 : 小倉紀蔵
発売日 : 2019-02-06

 AMAZON引用

内容紹介

源氏物語に始まり、道元世阿弥頼山陽鈴木大拙三島由紀夫に至る様々な言葉と交錯し、その魂と交響する。古都をめぐり古今の思考の足跡を辿る京都思想案内。

内容(「BOOK」データベースより)

千二百年にわたる人々の記憶が集積した古都をそぞろ歩く。するとたちまち、源氏物語古今和歌集に始まり、道元世阿弥頼山陽鈴木大拙三島由紀夫に至るまでのさまざまな言葉と交錯し、その“たましひ”と交響することになる。逍遥によってこそ、諸行無常の悲哀を追体験でき、権力者がつくりあげたものではない本当の歴史が理解できるのだ。東アジアの思想のみならず、古今東西の思想・文学を広く渉猟してきた著者ならではの、京都の「奥深きところ」をめぐる思想案内。

著者について

1959年東京生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。東京大学文学部ドイツ文学科卒業、韓国ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得退学。専門は東アジア哲学。著書『入門 朱子学陽明学』『新しい論語』『朝鮮思想全史』(以上、ちくま新書)、『朱子学化する日本近代』『北朝鮮とは何か』(以上、藤原書店)、『創造する東アジア』『〈いのち〉は死なない』(以上、春秋社)、『心で知る、韓国』(岩波現代文庫)、『韓国は一個の哲学である』(講談社学術文庫)など。