2020/5/15 読了 養老孟司対談集「ニッポンを解剖する」講談社

2020/5/15 読了 養老孟司対談集「ニッポンを解剖する」講談社

 

★4
Amazon引用

メディア掲載レビューほか
ニッポンを解剖する
解剖学者として人間の体と脳、さらには心の“仕組み”を解き明かさんと試みる著者が、各界の識者や研究者との対談を通じて「日本人とは何か」に迫る。オウム事件裁判を傍聴し続けた作家の佐木隆三氏、昆虫の神秘に魅せられた仏文学者の奥本大三郎氏、作家の瀬戸内寂聴氏ら14人が登場する。
西洋出身者では初の日本文学作家であるリービ英雄氏との対談では、『万葉集』の英訳版をテーマに据えつつ、日本語だけが有する特異な性質を明らかにしていく。著者は、漢字と仮名では読む時に脳の働く位置が違うのだと言い、日本語の「書き言葉」に際立つ稀な特徴を強調する。リービ氏はそれに応じて日本の歴史的名著や名文に宿る「言霊(ことだま)」=「言葉の力」についての持論を展開している。


(日経ビジネス 2006/05/08 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画

 

内容(「BOOK」データベースより)
あなたは今の日本が、本当に好きですか?「この国のふしぎ」を考える養老節炸裂の対談14連発。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
養老/孟司
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。62年、東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。67年、同大学院医学系研究科基礎医学専攻博士課程修了。その後、同大医学部教授となり、95年に退官。東京大学名誉教授。その興味の範囲は、科学、自然、思想、教育、文学と広範囲に及ぶ。主な著書に、『からだの見方』(第一一回サントリー学芸賞)、『バカの壁』(第五七回毎日出版文化賞特別賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)