2021/3/8 読了 柳川範之「東大教授が教える独学勉強法」 (草思社文庫)

2021/3/8 読了 柳川範之「東大教授が教える独学勉強法」 (草思社文庫)

 

★4
f.2021/3/8
p.2021/3/5

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 テーマ設定から資料収集、本の読み方、情報の整理・分析、成果のアウトプットまで。高校へ行かず通信制大学から東大教授になった体験に基づく、今本当に必要な学び方。

勉強に対する考え方が劇的に変わる!「挫折した」「続かない」すべての人へ。高校へ行かず通信制大学から東大教授になった著者による、今本当に必要な学び方 。ベストセラーとなった独学勉強法がついに文庫化!

いきなり勉強してはいけない。まず、正しい「学び方」を身につけよう。勉強は中身だけではなく、どうやってするものなのか、という学び方をもっとマスターする必要があります。本書は著者の長年にわたる独学経験に基づき、「自分で目標を見つけ、問いを立て、集めた情報や知識を自分の中に落とし込みながら考えを深め、それを現実に応用していく」という勉強の全工程について、具体的なやり方を体系的にまとめたものです。

内容(「BOOK」データベースより)
いきなり勉強してはいけない。まず、正しい「学び方」を身につけよう。勉強は中身だけではなく、どうやってするものなのか、という学び方をもっとマスターする必要があります。本書は著者の長年にわたる独学経験に基づき、「自分で目標を見つけ、問いを立て、集めた情報や知識を自分の中に落とし込みながら考えを深め、それを現実に応用していく」という勉強の全工程について、具体的なやり方を体系的にまとめたものです。

著者について
柳川範之
1963年生まれ。東京大学経済学部教授。中学卒業後、父親の海外転勤にともないブラジルへ。ブラジルでは高校に行かずに独学生活を送る。大検を受け慶応義塾大学経済学部通信教育課程へ入学。大学時代はシンガポールで通信教育を受けながら独学生活を続ける。大学を卒業後、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。現在は契約理論や金融関連の研究を行うかたわら、自身の体験をもとに、おもに若い人たちに向けて学問の面白さを伝えている。主な著書に『法と企業行動の経済分析』(第50回日経・経済図書文化賞受賞、日本経済新聞社)、『契約と組織の経済学』(東洋経済新報社)など。

 

2021/3/7 読了 村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」文藝春秋

2021/3/7 読了 村上春樹色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年文藝春秋

 

★4

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 良いニュースと悪いニュースがある。多崎つくるにとって駅をつくることは、心を世界につなぎとめておくための営みだった。あるポイントまでは…。

 

2021/2/28 読了 白石一文「火口のふたり」 (河出文庫)

2021/2/28 読了 白石一文「火口のふたり」 (河出文庫)

 

★4

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 内容(「BOOK」データベースより)
結婚式を控えて、従兄の賢治と久しぶりに再会した直子。しかし彼は、かつて快楽のすべてを教わった、直子の初めての男でもあった―。挙式までの五日間、理性と身体に刻まれた記憶の狭間で、ふたたび過去へと戻っていくふたり。出口の見えない、いとこ同士の行きつく先は?恋愛小説の名手・白石一文が描く、極限の愛。

著者について
1958年福岡県生れ。文藝春秋勤務を経て、2000年『一瞬の光』でデビュー。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞、10年『ほかならぬ人へ』で直木賞受賞。近著に『翼』『幻影の星』。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
白石/一文
1958年福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文藝春秋勤務を経て2000年『一瞬の光』でデビュー。2009年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞、2010年『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

2021/2/25 読了 草凪優「あやまちは夜にしか起こらないから」 (新潮文庫)

2021/2/25 読了 草凪優「あやまちは夜にしか起こらないから」 (新潮文庫)

★2
f.2021/2/25
p.2018/8/1

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内容紹介
私の二番目の恋人になってください──自由な校風の私立学園の新任教師・佐竹は妖艶な音楽教師・万輝と一夜の関係を持つが、彼女の一言で運命が狂っていく。癒し系の家庭科教師・雪乃の性戯を愉しみながらも、万輝が忘れられない佐竹。やがてその学園にはポリアモリーという性愛が横行することが判明。その渦に巻き込まれていくが、快楽の極みは悲劇の幕開けだった。官能ロマンの衝撃作!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
草凪/優
1967(昭和42)年、東京生れ。日本大学芸術学部中退。シナリオ・ライターを経て、2004(平成16)年『ふしだら天使』で官能作家としてデビューする。’05年『桃色リクルートガール』で官能文庫大賞、’10年『どうしようもない恋の唄』で「この官能文庫がすごい!」大賞を受賞する。’18年、「裏八重洲本大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

2021/2/25 読了 「この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ」 (単行本) 鹿島茂 出口治明 成毛眞 楠木建 内田樹 磯田道史 高橋源一郎

2021/2/25 読了 「この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ」 (単行本) 鹿島茂 出口治明 成毛眞 楠木建 内田樹 磯田道史 高橋源一郎

 

f.2021/2/25
p.2021/2/3
★4

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 鹿島茂 楠木建 成毛眞
出口治明 内田樹 磯田道史 高橋源一郎
知の巨人たちが選んだ
今“読むべき"ノンフィクション

鹿島茂氏と各章のゲストが、
ときにははみだし、ときには関連書籍を出しながら、
深掘りの読みを展開。
書評閲覧サイト「ALL REVIEWS」の会員限定コンテンツを書籍化

 

●出版社からのコメント
(本書より抜粋)
「ある企業の戦略や競争上の強みというのは、
成功した現在の姿だけを
見ていてもわからないということをつくづく感じますね」
――楠木建(第1章『NETFLIX コンテンツ帝国の野望』)

「人間は一〇〇メートル走ではほかの動物より遅いけど、
それより長距離歩けることが生き残る上で大きかったんだ」
――成毛眞(第2章『絶滅の人類史』)

孔子のいう「礼」は鹿島さんがおっしゃるとおりで、
平たくいえば、差別化戦略です」
――出口治明(第3章『論語』)

「ノンフィクション・ライターとしての
マルクスの手腕は天才的」
――内田樹(第4章『ルイ・ボナパルトブリュメール18日』)

「先生は「磯田君、パンデミックは必ずいつか来る、
おそらくいろんなウイルスが変異してわれわれを襲ってくる」と
おっしゃっていました。そのときのために、
歴史家はスペイン・インフルエンザのあの嘆きを
すくい取って紹介しておかなければいけない、と」
――磯田道史(第5章 『日本を襲ったスペイン・インフルエンザ』)

「この本のいちばんすごいところは、
憲法一条と九条をワンセットで考えろ
という提案をしていることですよね」
――高橋源一郎(第6章 『9条入門』)

 

著者について
鹿島茂/フランス文学者。元明治大学国際日本学部教授
楠木建/一橋ビジネススクール教授
成毛眞/書評サイト「HONZ」代表
磯田道史/国際日本文化研究センター准教授
出口治明/立命館アジア太平洋大学(APU)学長
内田樹/「凱風館」主宰。思想家。武道家神戸女学院大学名誉教授
高橋源一郎/作家。明治学院大学名誉教授

 

2021/2/19 読了 斎藤幸平「人新世の「資本論」」 (集英社新書)

2021/2/19 読了 斎藤幸平「人新世の「資本論」」 (集英社新書)

 

f.2021/2/19
p.2020/9/25
★4

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人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。
気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。
それを阻止するためには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。
いや、危機の解決策はある。
ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。
世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす!

【各界が絶賛!】
松岡正剛氏(編集工学研究所所長)
気候、マルクス、人新世。 これらを横断する経済思想が、ついに出現したね。日本はそんな才能を待っていた!  
白井聡氏(政治学者)
マルクスへ帰れ」と人は言う。だがマルクスからどこへ行く?斎藤幸平は、その答えに誰よりも早くたどり着いた。 理論と実践の、この見事な結合に刮目せよ。
坂本龍一氏(音楽家
気候危機をとめ、生活を豊かにし、余暇を増やし、格差もなくなる、そんな社会が可能だとしたら?
■水野和夫氏(経済学者)
資本主義を終わらせれば、豊かな社会がやってくる。だが、資本主義を止めなければ、歴史が終わる。常識を破る、衝撃の名著だ。

【おもな内容】
はじめに――SDGsは「大衆のアヘン」である!
第1章:気候変動と帝国的生活様式
気候変動が文明を危機に/フロンティアの消滅―市場と環境の二重の限界にぶつかる資本主義
第2章:気候ケインズ主義の限界
二酸化炭素排出と経済成長は切り離せない
第3章:資本主義システムでの脱成長を撃つ
なぜ資本主義では脱成長は不可能なのか
第4章:「人新世」のマルクス
地球を〈コモン〉として管理する/〈コモン〉を再建するためのコミュニズム/新解釈! 進歩史観を捨てた晩年のマルクス
第5章:加速主義という現実逃避
生産力至上主義が生んだ幻想/資本の「包摂」によって無力になる私たち
第6章:欠乏の資本主義、潤沢なコミュニズム
貧しさの原因は資本主義
第7章:脱成長コミュニズムが世界を救う
コロナ禍も「人新世」の産物/脱成長コミュニズムとは何か
第8章 気候正義という「梃子」
グローバル・サウスから世界へ
おわりに――歴史を終わらせないために

【著者略歴】
斎藤幸平(さいとう こうへい)
1987年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。
Karl Marx’s Ecosocialism:Capital,Nature,and the Unfinished Critique of Political Economy (邦訳『大洪水の前に』)によって権威ある「ドイッチャー記念賞」を日本人初歴代最年少で受賞。
編著に『未来への大分岐』など。

 

 

2021/2/10 読了 森岡正博「決定版 感じない男」 (ちくま文庫)

2021/2/10 読了 森岡正博「決定版 感じない男」 (ちくま文庫)

 

f.2021/2/10
p.2013/4/24
★3

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 内容(「BOOK」データベースより)
オトコという存在は実は「不感症」ではないのか。だからこそ、美少女写真集を見てはあらぬ妄想を膨らませ、一人でしては空しさに襲われる―。少なくとも自分にはそうした側面があると気づき、この問題を深く掘り下げ、論じ切った衝撃のセクシャリティ論。男女を問わず大きな反響を呼び、「男の性」の必読本となったこの書に、「その後の、感じない男」についての章を加えた、増補決定版。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森岡/正博
1958年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得(倫理学)。現在、大阪府立大学教授。人文諸科学を横断しつつ、自らを棚に上げない思考を展開。生命学の提唱者にして哲学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)