2023/7/22 読了 片岡義男 「僕は珈琲」 光文社

僕は珈琲

著者 : 
  • 光文社 (2023年1月24日発売)

僕は珈琲

f.2023/7/22
p.2023/1/27

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珈琲を片手に、ゆっくりと読みたいエッセイ
大ヒット作『珈琲が呼ぶ』から5年。
片岡義男が新たに書き下ろした52篇の珈琲エッセイ。
貴重な写真も38点掲載。
茶店を舞台にした短編小説も特別収録、
エッセイでは、その創作過程までも明かす。

大瀧詠一スティーヴ・マックイーン男はつらいよ刑事コロンボ植木等
チャールズ・ブロンソン/歯科診察券/宮沢賢治リチャード・ブローティガン
髭面のエルヴィス/ドトールミラノサンド植草甚一/銭湯/天国と地獄/
モーニング・サーヴィス/大統領の陰謀/リック・ダンコ/危険な年齢……
52篇のエッセイに登場する人物、モノ、事柄は変幻自在。
これらがどう珈琲と関係してくるのか、片岡義男の筆致が冴える。

「遠く離れたところにぽつんとひとりでいるのが僕だ、
と長いあいだ、僕は思ってきた。
そのように自分を保ってきた、という自負は充分にあった」

(本文より)