2023/12/16 読了 入江敦彦「イケズの構造」 新潮社

イケズの構造

著者 : 

京都に行った人なら一度は聞いたことがあるでしょう、「京都人のイケズ」。その信じがたく恐ろしい爆笑のエピソードから歴史的分析、誤解のツボと真相、声に出して読みたい京言葉、古典的名著のイケズ語訳まで、誰も語らなかったウラ・深層・ホンネ。イケズへの理解は深まるけど、もしかしたら京都人がもっと怖くなる? 「まま、ぞんぶんに笑って楽しんでおくれやす」。注目の京都エッセイストの抱腹絶倒の傑作エッセイ!

京都を訪ねる人をおびえさせる、《京都人のイケズ》。いろいろ誤解はあるけれど、その真相はもっとすごい? 信じがたく恐ろしい爆笑エピソードから歴史的分析、誤解のツボと真相、声に出して読みたい京言葉、古典的名著のイケズ語訳まで、誰も語らなかったウラ・深層・ホンネ。千年磨かれた言葉の至技《イケズ》を「まま、存分に笑って楽しんでおくれやす」。よそさん必読の傑作エッセイ!

入江/敦彦
1961(昭和36)年京都・西陣、髪結いの長男に生れ機の音に囲まれて育つ。多摩美術大学染織デザイン学科卒業。’91(平成3)年渡英、現在ロンドン在住。エッセイスト。著書に、京都人ならではの視点と鋭い筆致で京都の深層を描き話題を呼んだ『京都人だけが知っている』シリーズなど。ほかに英国に関する著作も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)