愛について語るときに我々の語ること (レイモンド・カーヴァー全集 2)
- 中央公論新社 (1990年1月1日発売)
f.2024/12/29 (2024-107)
p.1990/8/20
その鮮やかにして大胆な文学表現で、作家カーヴァーの文学的アイデンティティをくっきりと刻印し、八〇年代アメリカの文学シーンにカルト的とも言える影響を及ぼした、転換期の傑作短篇集。
ダンスしないか?
ファインダー
ミスター・コーヒーとミスター修理屋
ガゼボ
私にはどんな小さなものも見えた
菓子袋
風呂
出かけるって女たちに言ってくるよ
デニムのあとで
足もとに流れる深い川
私の父が死んだ三番めの原因
深刻な話
静けさ
ある日常的力学
何もかもが彼にくっついていた
愛について語るときに我々の語ること
もうひとつだけ解題 村上春掛
「レイモンド・カーヴァーのこと一彼はケーキを手にして、それを食べた」 トバイアス・ウルフ