2024/12/29 レイモンド・カーヴァー 村上春樹 「愛について語るときに我々の語ること 」(レイモンド・カーヴァー全集 2)中央公論新社

愛について語るときに我々の語ること (レイモンド・カーヴァー全集 2)

■愛について語るときに我々の語ること/コンプリートワークスレイモンドカーバー村上春樹訳/THE COMPLETE WORKS OF RAYMOND CARVER〈2〉■

f.2024/12/29 (2024-107)
p.1990/8/20

その鮮やかにして大胆な文学表現で、作家カーヴァーの文学的アイデンティティをくっきりと刻印し、八〇年代アメリカの文学シーンにカルト的とも言える影響を及ぼした、転換期の傑作短篇集。

ダンスしないか?
ファインダー 
ミスター・コーヒーとミスター修理屋
ガゼボ
私にはどんな小さなものも見えた 
菓子袋 
風呂
出かけるって女たちに言ってくるよ 
デニムのあとで
足もとに流れる深い川
私の父が死んだ三番めの原因
深刻な話
静けさ
ある日常的力学
何もかもが彼にくっついていた
愛について語るときに我々の語ること
もうひとつだけ

解題 村上春掛

レイモンド・カーヴァーのこと一彼はケーキを手にして、それを食べた」  トバイアス・ウルフ