2024/2/19 読了 鶴見俊輔「文章心得帖」 (ちくま学芸文庫 ツ 4-2)

文章心得帖 (ちくま学芸文庫 ツ 4-2)

著者 : 
  • 筑摩書房 (2013年11月6日発売)
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    f.②2024/2/19
    f.①2013/11/30
    p.2013/11/8

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    「余計なことはいわない」「紋切型を突き崩す」等、実践的に展開される本質的文章論。70年代に開かれた一般人向け文章教室の再現。

    内容(「BOOK」データベースより)
    日本語を離れ、ふたたび日本語に戻った著者が、思いを伝えるための最良の方法を求めた文章教室。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    鶴見/俊輔
    1922年、東京生まれ。1942年、ハーヴァード大学哲学科卒。交換船で帰国後、海軍嘱託としてジャカルタ在勤武官府勤務。46年、丸山眞男らと『思想の科学』を創刊。65年、小田実らとべ平連を結成。京大助教授、東工大助教授、同志社大教授を経て70年より著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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2024/2/13 読了 小島秀夫「創作する遺伝子  僕が愛したMEMEたち 」(新潮文庫)

創作する遺伝子 僕が愛したMEMEたち (新潮文庫)

著者 : 
  • 新潮社 (2019年10月26日発売)
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    f.2024/2/13
    p.2019/11/25

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    内容紹介
    メタルギアソリッド」を生んだ天才ゲームクリエイター
    己の創作衝動を焚きつける愛すべき小説、音楽、そして映画について語る。
    新作「DEATH STRANDING」の秘話、
    楽家など様々な分野で活躍する星野源氏との対談も掲載。

    内容(「BOOK」データベースより)
    メタルギアソリッド」シリーズ、『DEATH STRANDING』等を生んだ天才ゲームクリエイターの創作力は、本、映画、音楽への深い尊敬と情熱によって焚きつけられていた―。散文集『僕が愛したMEMEたち―いま必要なのは、人にエネルギーを与える物語』を再構成し改題。会社独立後から現在にいたるまでの想い、新作への意欲を新たに書き下ろした熱烈なる偏愛エッセイ。特別対談:星野源

    著者について
    小島秀夫(こじま・ひでお)
    1963(昭和38)年東京都生れ。ゲームクリエイター。ゲーム業界きっての映画好き、小説好きとしても知られる。'87年に初監督作品『メタルギア』でデビュー。同作はシリーズ化され、ステルス・ゲームというジャンルを確立した。2001(平成13)年、米『Newsweek』誌の「未来を切り拓く10人」に選定される。'04年、G4Tech TV主催「G-Phoria」特別功労賞 (Legend Award)を受賞。'09年には「2009 Game Developers Choice Awards」にて「Lifetime Achievement Award」受賞した。'15年、独立しコジマプロダクション設立。'16年ビデオゲーム業界のアカデミー賞と言われる「D.I.C.E. Summit 2016」で「Hall of Fame」受賞。'16年、全世界のゲームメディアが選ぶゲームアワード「The Game Award 2016」で「Industry Icon Award」を受賞。'17年には「Brazil Game Show 2017」にて「Lifetime Achievement Award 」を受賞した。'19(令和元)年、待望の新作ゲーム『DEATH STRANDING』を発表する。著書に『僕の体の70%は映画でできている』『創作する遺伝子 僕が愛したMEMEたち』などがある。

     

2024/2/7 読了 片岡義男「万年筆インク紙」 晶文社

万年筆インク紙

著者 : 
  • 晶文社 (2016年11月11日発売)

     

    f.2024/2/7
    f.2017/2/12
    p.2016/11/23

  • 自分の思考が文字となって紙の上に形をなす。
    頭の中にうかんだ小説のアイディアをメモするための万年筆、
    自分の思考をもっとも良く引き出してくれるインクの色、
    そして相性のいいノートブックとは──。
    作家・片岡義男が道具から「書く」という仕事の根幹について考えた
    刺激的な書き下ろしエッセイ。

2024/2/3 読了 「片岡義男COMIC SHOW」 左右社  片岡義男 大橋裕之 島田虎之介 テリー・ジョンスン 長崎訓子 グレアム・ミックニー 森泉岳土 山田参助 山本美希

片岡義男COMIC SHOW

  • 左右社 (2019年11月7日発売)
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    f.2024/2/3
    p.2019/11/30

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    内容紹介
    oh, boy!(なんてこった)片岡義男×8人の実力派漫画家・イラストレーターによる空前の企画がついに実現!
    『スローなブギにしてくれ』などで1970-80年代を風靡し今なお新作を精力的に書き続ける永遠のCity Boyわれらの片岡義男!その作品世界がコミックスとして生まれ直す。
    あれよ星屑』の山田参助(2019年手塚治虫文化賞日本漫画家協会賞のW受賞)が描くストリップ嬢たちのロード・ノヴェル「馬鹿が惚れちゃう」、アニメーション映画「音楽」の公開を控える大橋裕之がシュールな一夜を描く「給料日」、ほか7つ漫画作品。そしてコミックス作家を主人公にした片岡義男の書き下ろし小説、さらにさらにイラストレーター テリー・ジョンスンによるオールカラー別冊zine「TEDDY meets TERRY」が付いた傑作スペシャル・ブック。アメリカ、オートバイ、文房具、ハードボイルド…片岡義男の世界に何度もシビレる…‼

    ❖目次❖
    山本美希「心をこめてカボチャ畑にすわる」
    大橋裕之「給料日」
    グレアム・ミックニー「鉛筆を削るとき」
    長崎訓子「スローなブギにしてくれ」
    森泉岳土「彼女のリアリズムが輝く」
    島田虎之助「白い町」
    山田参助「馬鹿が惚れちゃう」
    片岡義男小説「ジラレナイシン」+自画像

    特別別冊テリー・ジョンスン(湯村輝彦)描き下ろし「TEDDY meets TERRY」

    ◆原作・小説◆
    片岡義男(かたおか・よしお)1939年東京都生まれ。1974年『白い波の荒野へ』で小説家としてデビュー。著書に『スローなブギにしてくれ』『彼のオートバイ、彼女の島』『ボビーに首ったけ』(いずれも角川書店)『階段を駆け上がる』『ここは東京』『木曜日を左に曲がる』『真夜中のセロリの茎』、共著に『翻訳問答 英語と日本語行ったり来たり』(いずれも左右社)など。好きな漫画はオリジナルの “NANCY" そして “PEANUTS"。

    ◆漫画◆
    大橋裕之(おおはし・ひろゆき) 1980年愛知県生まれ。2005年より自費出版漫画を刊行、2007年商業誌デビュー。著書に『シティライツ 完全版』(カンゼン)、『太郎は水になりたかった』(リイド社)など。2020年1月、自身が原作を務めるアニメ映画『音楽』(岩井澤健治監督)が公開。

    島田虎之介(しまだ・とらのすけ) 1961年生まれ。2000年「エンリケ小林のエルドラド」(青林工藝舎)でアックスマンガ新人賞佳作を受賞しデビュー。2008年、『トロイメライ』(青林工藝舎)で手塚治虫文化賞新生賞を受賞。著書に『九月十月』(小学館)『ロボ・サピエンス全史』(講談社)など

    テリー・ジョンスン 1942年東京都生まれ。ヘタうまイラストの創始者。比類なき痛快さを持つデザインをジャンルを超えて大量にアウトプット。著書に『湯村輝彦ヒットパレード』、『テリー百%』、『決定版 ヘタうま大全集』など。無類の猫好きでもある。

    長崎訓子(ながさき・くにこ)1970年東京都生まれ。イラストレーター。装画や挿絵、漫画の執筆などで活躍。著書に『Ebony and Irony 短編文学漫画集』『MARBLE RAMBLE 名作文学漫画集』(第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品、以上パイインターナショナル)『Catnappers 猫文学漫画集』(ナナロク社)など。

    Graeme Mcnee(ぐれあむ・みっくにー)スコットランド出身。ポスター、装画、挿絵などを手掛ける。サイレントマンガ「ミニマルコミックス」や『RYOKAN』など日英両言語でアート・ジンを刊行。

    森泉岳土(もりいずみ・たけひと)1975年東京都生まれ。水で描き、そこに墨を落とし、爪楊枝や割り箸などを使いマンガを描く。著書に『セリー』『報いは報い、罰は罰』(以上KADOKAWA)、『カフカの「城」他三篇』(河出書房新社)、『うとそうそう』(光文社)など。

    山田参助(やまだ・さんすけ) 1972年大阪生まれ。1994年「さぶ」(サン出版)でデビュー。2013~2018年まで「月刊コミックビーム」(KADOKAWA)で連載された『あれよ星屑』が2019年手塚治虫文化賞新生賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。その他『ニッポン夜枕ばなし』(リイド社)など。

    山本美希(やまもと・みき)マンガや絵本の創作活動を行い、2012年に刊行した『Sunny Sunny Ann!』(講談社)で第17回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。著書にマンガ『ハウアーユー』(?祥伝社)、絵本『ねえねえ あーそぼ』(エンブックス)など。物語内容と表現手法の関係に関心がある。

     

2024/1/27 読了 澤田瞳子「京都はんなり暮し: 〈新装版〉」 (徳間文庫)

京都はんなり暮し: 〈新装版〉 (徳間文庫 さ 31-8)

著者 : 
  • 徳間書店 (2015年9月4日発売)
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    f.2024/1/27
    p.2023/9/19

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    京都の和菓子と一口で言っても、お餅屋・お菓子屋の違い、ご存知ですか? 京都生まれ京都育ち、気鋭の歴史時代作家がこっそり教える京都の姿。『枕草子』『平家物語』などの著名な書や、『鈴鹿家記』『古今名物御前菓子秘伝抄』などの貴重な資料を繙き、過去から現代における京都の奥深さを教えます。誰もが知る名所や祭事の他、地元に馴染む商店に根付く歴史は読んで愉しく、ためになる!

    著者について
    1977年京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士前期課程修了。2011年、デビュー作『孤鷹の天』で第17回中山義秀文学賞を最年少受賞。13年『満つる月の如し 仏師・定朝』で、本屋が選ぶ時代小説大賞2012ならびに第32回新田次郎文学賞を受賞。著書に『日輪の賦』(幻冬舎)『ふたり女房』『関越えの夜』(徳間書店)『夢も定かに』(中央公論新社)、エッセイ『京都はんなり暮し』(徳間文庫)、編著に『大江戸猫三昧』『犬道楽江戸草紙』『酔うて候』(いずれも徳間文庫)がある。

     

2024/1/26 読了  呉智英「吉本隆明という「共同幻想」」 筑摩書房

2024/1/24 読了 「果てる  性愛小説アンソロジー」 (実業之日本社文庫) 著者 : 桜木紫乃 花房観音 他

果てる 性愛小説アンソロジー (実業之日本社文庫)

  • 実業之日本社 (2014年10月3日発売)
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    f.2024/1/24
    p.2021/8/6

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    溺れたい。それだけなのに――。
    かつて駆け落ちをはかった男の身体を求めながら、娘への虐待を繰り返す女。
    ストーカーに怯え、別れた恋人の部屋に飛び込むアラフォー独身女。
    元夫からの養育費が途絶え、現実逃避を夢想する母親。
    妖僧に惑わされるイケメン修行僧……。

    人生の「果て」に直面し、夜の底で求め合う女と男の、切なく狂おしいまでの
    生と性を実力派女性作家が濃密に描きだす、7つの物語。いきなり文庫。

    【収録作品】
    ■エデンの指図 桜木紫乃
    ■天国の鬼 宮木あや子
    ■髪に触れる指 田中兆子
    ■嵐の夜に 斉木香津
    ■紅筋の宿 岡部えつ
    ■南の島へ早く まさきとしか
    ■海の匂い 花房観音

    「あんた、女にもてますやろ! 」
    秀建が急に眼をかっと見開いて、高く叫ぶような声を出したので、伸也は戸惑った。
    「……いえ」
    「嘘つきなはれ! こんなイケメンの男前、女がほっときまへんわぁっ!!」
    本山の敷地の中の事務所の応接室で秀建とふたりきりで向き合っている伸也は、
    故郷の隣村から出た有名人である僧と対峙して、その態度に戸惑っていた。
    秀建さんは、隣村の人やから、何かと世話になりや。仏さんのことも
    世の中のこともよぅ知ってはるし、ええ人やから――
    そう、住職に言われて挨拶に来たのだが、いきなりこの俗物ぶりを隠さない様子は、どうだ。
    (「海の匂い」本文より)

    内容(「BOOK」データベースより)
    かつて駆け落ちをはかった男の身体を求めながら、娘への虐待を繰り返す妻。ストーカーに怯え、別れた恋人の部屋に飛び込むアラフォー独身女性。元夫からの養育費が途絶え、現実逃避を夢想する母親。妖僧に惑わされるイケメン修行僧…。人生の「果て」に直面し、夜の底で求め合う女と男の、切なく狂おしいまでの生と性を濃密に描きだす7つの物語。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    桜木/紫乃
    1965年北海道釧路市生まれ。2002年「雪虫」で第八二回オール讀物新人賞を受賞。同作を含む『氷平線』で07年単行本デビューし、注目を集める。12年『ラブレス』で「突然愛を伝えたくなる本」大賞、13年同作で第一九回島清恋愛文学賞、同年『ホテルローヤル』で第一四九回直木賞を受賞

    宮木/あや子
    1976年神奈川県生まれ。2006年「花宵道中」で第五回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞と読者賞をダブル受賞しデビュー

    田中/兆子
    1964年富山県生まれ。八年間のOL生活を経て、現在は専業主婦。2011年短編「べしみ」で第一〇回「女による女のためのR‐18文学賞」の大賞を受賞

    斉木/香津
    大分県生まれ。横浜市立大学文理学部卒業。2008年、第九回小学館文庫小説賞を受賞した『千の花になって』(小学館)でデビュー(同書は13年文庫化に際して『踏んでもいい女』と改題)

    岡部/えつ
    1964年大阪府生まれ。群馬県育ち。2008年「枯骨の恋」で第三回『幽』怪談文学賞短編部門大賞受賞。09年、同作を含む短編集『枯骨の恋』が刊行され、エロスと怪談を融合した作風で注目される

    まさきとしか
    1965年東京都生まれ。北海道札幌育ち。2007年「散る咲く巡る」で第41回北海道新聞文学賞を受賞

    花房/観音
    兵庫県生まれ、京都女子大学中退。2010年『花祀り』で第1回鬼六大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)