2020/5/6 読了 外山滋比古「忘却の整理学」筑摩書房

2020/5/6 読了 外山滋比古「忘却の整理学」筑摩書房

★4

 

f.2020/5/6
P.2009/12/14
 

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内容(「BOOK」データベースより)

頭を働かせるにはまず忘れること。情報・知識でメタボになった頭脳を整理し、創造・思考の手助けをするのは忘却なのだから。『思考の整理学』の続編。

著者について

1923年生まれ。東京文理科大学英文科卒業。お茶の水女子大学名誉教授。専攻の英文学に始まり、テクスト、レトリック、エディターシップ、思考、日本語論の分野で、独創的な仕事を続けている。『思考の整理学』『ちょっとした勉強のコツ』『ことわざの論理』『「読み」の整理学』『知的創造のヒント』『ライフワークの思想』(筑摩書房)、『ちょっとした勉強のコツ』(みくに出版)、『大人の日本語』(ビジネス社)などたくさんの著書がある。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

外山/滋比古
1923年生まれ。東京文理科大学英文科卒業。お茶の水女子大学名誉教授。専攻の英文学に始まり、テクスト、レトリック、エディターシップ、思考、日本語論の分野で、独創的な仕事を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

2020/4/10読了 「La Vie en Rose ラヴィアンローズ」村山由佳

2020/4/10読了 「La Vie en Rose ラヴィアンローズ村山由佳 集英社文庫

★3

 

著者 : 村山由佳
発売日 : 2018-09-20

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内容紹介
薔薇の咲き誇る家で妻思いの優しい夫・道彦と暮らし、予約のとれないフラワーアレンジメント教室の講師、カリスマ主婦として人気を集めている咲季子。平穏な毎日が続いていくはずだった。あの日、年下のデザイナー堂本と出会うまでは。――門限は九時。打ち合わせで外出する場合は三日以上前に場所と時間を夫に報告すること。男性と一対一での打ち合わせは絶対に避けること。泊まりの旅行など論外。ややあって、堂本が言った。「なんかもう、『人形の家』って感じだな」――夫が決めた厳格なルールに従って成り立っていた「幸せ」な暮らし。堂本との恋をきっかけに、咲季子はようやくその酷いモラハラに気づき、檻の外へ羽ばたこうとする。だがある夜、すべてを知っていた夫が激高。大切なものを守るため、咲季子は二度と戻れない道へ踏み出してしまう……。衝撃のラストが心を震わす長編小説。
内容(「BOOK」データベースより)
咲季子は、フラワーアレンジメント教室を開くカリスマ主婦だ。俺はお前さえいればいいんだよ―夫・道彦はそう言いながら、門限9時、男性との打合せを避けるといった厳格なルールで私を縛る。そんな歪んだ愛を振りかざす夫に疑問を持ちながらも愛していた。ある日、年下のデザイナー堂本と出逢うまでは…。自由を求めて、新たな一歩を踏み出す女性の光と闇を描く衝撃の長編サスペンス!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
村山/由佳
1964年7月東京都生まれ。立教大学文学部卒業。会社勤務などを経て、93年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で第6回小説すばる新人賞を受賞。2003年『星々の舟』で第129回直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で第22回柴田錬三郎賞、第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

f.2020/4/10
P.2020/3/7

2020/4/1 読了 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫) : 千葉雅也

2020/4/1 読了 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫) : 千葉雅也

★4

 

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内容紹介
勉強ができるようになるためには、変身が必要だ。
勉強とは、かつての自分を失うことである。
深い勉強とは、恐るべき変身に身を投じることであり、
それは恐るべき快楽に身を浸すことである。
そして何か新しい生き方を求めるときが、
勉強に取り組む最高のチャンスとなる。


日本の思想界をリードする気鋭の哲学者が、
独学で勉強するための方法論を追究した本格的勉強論!
文庫本書き下ろしの「補章」が加わった完全版。

内容(「BOOK」データベースより)
なぜ人は勉強するのか?「深く」勉強するにはどうすればいいか?ノリが悪くなる、キモくなる、小賢しくなることを恐れず、言語偏重の人になって視野を広げ、享楽に身を任せて勉強を続ければ、新しい自分になれる―。独学で勉強したいすべての人に向けて、その技法をわかりやすく解説。補章が加わった完全版。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
千葉/雅也
1978年栃木県生まれ。東京大学教養学部卒業。パリ第10大学および高等師範学校を経て、東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。現在は立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

2020/3/24 読了 「創るセンス 工作の思考 (集英社新書)」森博嗣

2020/3/24 読了 「創るセンス 工作の思考 (集英社新書)」森博嗣

 

 

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 内容紹介
作ることで得られるセンス、ものづくりから生まれる知とは?
かつての日本では、多くの少年が何らかの工作をしていた。しかし、技術の発展で社会が便利になり、手を汚して実際にものを作るという習慣は衰退し、既製品を選んだり、コンピュータの画面上で作業することが主になった。このような変化の過程で失われた、大切なものがある。それは、ものを作ったことのない人には、想像さえつかないものかもしれない。
「ものを作る体験」でしか学べない創造の領域、視覚的な思考、培われるセンスとは何か。長年、工作を続けている人気作家が、自らの経験を踏まえつつ論じていく。

[著者情報]
森 博嗣(もり ひろし)
一九五七年生まれ。作家。工学博士。某国立大学工学部建築学科で研究をする傍ら、一九九六年に『すべてがFになる』で第一回メフィスト賞を受賞し、作家デビュー。以後、次々と作品を発表し、人気作家としての不動の地位を築く。「スカイ・クロラ」シリーズ、S&Mシリーズ、Gシリーズをはじめ、『自由をつくる 自在に生きる』『臨機応答・変問自在』『墜ちていく僕たち』『ゾラ・一撃・さようなら』『工作少年の日々』『ミニチュア庭園鉄道』など、著書多数。

 

2020/3/12 読了 「新実存主義」マルクス・ガブリエル(岩波新書)

2020/3/12 読了 「新実存主義マルクス・ガブリエル(岩波新書

★4

 

発売日 : 2020-01-23

 

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内容紹介

心と脳は同じものなのか。心はすべて物理的な理論で説明がつくのか。心と脳はなぜ「サイクリングと自転車」の関係に似ているのか――。『世界はなぜ存在しないのか』で「世界」を論じた気鋭の哲学者がつぎに切り込むのは「心」。脳科学全盛の時代に、実存主義心の哲学をつなげ、21世紀のための新たな存在テーゼを提示する。

■内容紹介(第5章より抜粋)
1 人間は本質なき存在であるという主張
2 人間とは、自己理解に照らしてみずからのあり方を変えることで、自己を決定するものであるという思想

哲学的思考における来たるべきポスト自然主義の時代――その時代の選択肢のひとつとして、新実存主義を育んでいこうという本書の私の論考は、こうした実存主義のスローガンが心の哲学にとって何をもたらすかを明らかにすることに狙いがあった。心の哲学の中心問題を立て直そうという目論見だ。哲学者のあいだにいまもはびこる自然主義的世界観の行き詰まりや病を思えば、それは緊急の課題と言わなければならない。

■目次
序論 穏健な自然主義と、還元論への人間主義的抵抗 ジョスラン・マクリュール
第1章 新実存主義――自然主義の失敗のあとで人間の心をどう考えるか マルクス・ガブリエル
第2章 ガブリエルによる論駁 チャールズ・テイラー
第3章 心は「存在する」のか? ジョスラン・ブノワ
第4章 人間の生とその概念 アンドレーア・ケルン
第5章 四人に答える マルクス・ガブリエル
原注
訳注
訳者あとがき
文献一覧

内容(「BOOK」データベースより)

心と脳は同じものなのか。心はすべて物理的な理論で説明がつくのか。心と脳はなぜ「サイクリングと自転車」の関係に似ているのか。『世界はなぜ存在しないのか』で「世界」を論じた気鋭の哲学者がつぎに切り込むのは「心」。脳科学全盛の時代に、実存主義心の哲学をつなげ、二一世紀のための新たな存在テーゼを提示する。

著者について

マルクス・ガブリエル Markus Gabriel
1980年生まれ.ボン大学教授.著書に『なぜ世界は存在しないのか』『「私」は脳ではない――21世紀のための精神の哲学』(ともに講談社選書メチエ),Der Sinn des Denkens (Ullstein),『神話・狂気・哄笑――ドイツ観念論における主体性』(スラヴォイ・ジジェクとの共著,堀之内出版)など.

〈執筆者紹介〉
[編集]ジョスラン・マクリュール Jocelyn Maclure
1973年生まれ.ラヴァル大学教授.著書にRetrouver la raison. Essais de philosophie publique (Québec Amérique),Laïcité et liberté de conscience (チャールズ・テイラーとの共著,La DécouverteおよびBoréal)など.

チャールズ・テイラー Charles Taylor
1931年生まれ.マギル大学名誉教授.テンプルトン賞(2007年),京都賞(2008年)など受賞.著書に『自我の源泉――近代的アイデンティティの形成』(名古屋大学出版会),『近代 想像された社会の系譜』(岩波書店),『実在論を立て直す』(ヒューバート・ドレイファスとの共著,法政大学出版局)など.

ジョスラン・ブノワ Jocelyn Benoist
1968年生まれ.パリ第1大学教授.著書にL'adresse du réel (Vrin)など.論文に「存在論的無差別を絶つ」(『越境する哲学――体系と方法を求めて』春風社所収),「実在の領野と意義の地平」(『現代思想 総特集マルクス・ガブリエル――新しい実在論青土社所収)など.

アンドレーア・ケルン Andrea Kern
1968年生まれ.ライプツィヒ大学教授.著書にSchone Lust. Eine Theorie der asthetischen Erfahrung nach KantおよびQuellen des Wissens. Zum Begriff vernunftiger Erkenntnisfahigkeiten (ともにSuhrkamp).

〈訳者〉
廣瀬 覚(ひろせ・さとる)
仙台市医師会看護専門学校非常勤講師.訳書に『哲学のプラグマティズム的転回』『論理学超入門』(いずれも共訳,岩波書店)など.

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ガブリエル,マルクス
1980年生まれ。ボン大学教授

廣瀬/覚
仙台市医師会看護専門学校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

P.2020/1/25