2021/9/12 読了 山口尚「日本哲学の最前線 」(講談社現代新書)

2021/9/12 読了 山口尚「日本哲学の最前線 」(講談社現代新書

 

f.2021/9/12
p.2021/7/19

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國分功一郎、青山拓央、千葉雅也、伊藤亜紗、古田徹也、苫野一徳……
哲学の最前線の旗手たちが「いま考えていること」がこれ一冊でわかる!

私たちを縛りつける不自由と向き合う、本当の自由のための哲学。

* * *

[目次]
はじめに 日本哲学の最前線=「J哲学」
第一章 共に生きるための言葉を探して――國分功一郎『中動態の世界』
第二章 人間は自由でありかつ無自由である――青山拓央『時間と自由意志』
第三章 偶然の波に乗る生の実践――千葉雅也『勉強の哲学』
第四章 身体のローカル・ルールとコミュニケーションの生成――伊藤亜紗『手の倫理』
第五章 しっくりいく表現を求めて迷うこと――古田徹也『言葉の魂の哲学』
第六章 エゴイズムの乗り越えと愛する意志――苫野一徳『愛』
おわりに 自由のための不自由論

著者について
山口 尚
一九七八年生まれ。京都大学総合人間学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在は大阪工業大学講師、京都大学講師。専門は、形而上学心の哲学宗教哲学、自由意志について。著書に『哲学トレーニングブックーー考えることが自由に至るために』(平凡社)、『幸福と人生の意味の哲学』(トランスビュー)などがある。