2021/7/25 読了 佐渡島庸平「ぼくらの仮説が世界をつくる」 (PHP文庫)
p.2021/7/15
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商品の説明
文庫化に際しての「はじめに」
はじめに 大航海時代が始まった第1章 ぼくらの仮説が世界をつくる――革命を起こすための思考アプローチ
第2章 「宇宙人視点」で考える――本質を見極め常識を打ち破るための思考法
第3章 インターネット時代の編集力――モノが売れない時代にぼくが考えてきたこと
第4章 「ドミノの1枚目」を倒す――遠くのゴールに辿り着くための基本の大切さ
第5章 不安も嫉妬心もまずは疑う――「先が見えない時代」の感情コントロール
第6章 仕事を遊ぶトム・ソーヤになる――人生を最高に楽しむための考え方おわりに 仮説を実現する冒険に出よう
特別対談 ぼくらの贈与が世界をつくる――佐渡島庸平×近内悠太(教育者、哲学研究者)
■『宇宙兄弟』を大ヒットに導いた「仮説」
■新しいことを成功させるには「仮説→検証」を楽しむ
■「情報のほうが間違っている」と考える
■『宇宙兄弟』で「再定義」したかったこと
■作品を世界に届けるための「コルク」になる
■「宇宙人視点」で本質が見える
■「表面」に惑わされず「骨格」を見る
■明治維新のときに「一般人」は何を思っていたのか
■なぜ今「ストーリーの時代」なのか?
■あらゆる「なんとなく」をスマホが奪っていく
■質を高めても売れない時代がやってきた
■インターネットで親近感をつくるには
■人生における「居場所」の大切さ
■「モノ」ではなく「作品」として流通させるために
■「編集者不要論」は本当か
■「基本の徹底」が遠くまで飛ぶための最短ルート
■上手な絵かどうかは「1本の線」でわかる
■「ちゃんと見る」がすべてのスタート
■「努力をする」という最低限の基本
■自分を5年、信じられるか
■「自分の感情」を疑え
■「短期的な成果」に左右されない
■「やりたいからやる」が強いわけ
■自分の「好き嫌い」を把握しているか
■嫉妬心をエネルギーにして抱く目標は小さい
■ぼくらのルールはぼくらがつくる
■ぼくらは毎秒毎秒「決断」をしている
■他人にウソをつくと自分にもウソをつくようになる
■尊敬する人の懐に飛び込む
■「好きを仕事にする」という最強の仕事術
■『世界は贈与でできている』は「創作論」である
■作品は、誰かに向けたメッセージ
■「自分語り」が許されるのは一部の天才だけ
■「ファクト」や「エビデンス」は賞味期限が短い
■「観察力」とは「そこにないものを無数に見る力」
■すべての物語はアンサングヒーローを描くものだ
■佐渡島さんにとって本は「船のいかり」
著者について
佐渡島庸平(さどしま・ようへい)
株式会社コルク代表取締役社長。編集者。
1979年生まれ。中学時代を南アフリカ共和国で過ごし、灘高校に進学。2002年に東京大学文学部を卒業後、講談社に入社し、「モーニング」編集部で井上雄彦『バガボンド』、安野モヨコ『さくらん』のサブ担当を務める。03年に三田紀房『ドラゴン桜』を立ち上げ。小山宙哉『宇宙兄弟』もTVアニメ、映画実写化を実現する。伊坂幸太郎『モダンタイムス』、平野啓一郎『空白を満たしなさい』など小説も担当。
12年10月、講談社を退社し、クリエイターのエージェント会社・コルクを創業。インターネット時代のエンターテイメントのあり方を模索し続けている。コルクスタジオで、新人マンガ家たちと縦スクロールで、全世界で読まれるマンガの制作に挑戦中。
糸井重里氏、推薦!
――これは、ここからを生きる人の「ぼうけんの書」だ。本書は、『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』を手掛けたメガヒット編集者による、初の文庫本。
「『宇宙兄弟』を大ヒットに導いた『仮説』」「『ヒマだから映画に行く』という時代は終わった」「インターネットで親近感をつくるには」「多くの人がおろそかにしがちな『真似ること』」「『好きを仕事にする』という最強の仕事術」など、不可能を可能にするための、すごい仕事論を大公開。巻末には、『世界は贈与でできている』(NewsPicksパブリッシング/第29回山本七平賞・奨励賞 受賞作)の著者・近内悠太氏との特別対談(30ページ)を収録!
「今はとてもおもしろい時代です。これまで以上に未来が見えない時代だからです。ITの本格的な普及により、コンテンツ業界のみならず、あらゆるビジネスにも地殻変動が起きている。まさに大航海時代の始まりです」(本書「はじめに」より)