2023/2/1 読了 佐々木俊尚「時間とテクノロジー」 [Kindle] 光文社

 
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    時間とテクノロジー [Kindle]

    著者 : 
    • 光文社 (2019年12月30日発売)

     

    f.2023/2/1 
    p.2020/7/30 

    from amazon site

    執筆5年、あなたの世界観を根底から変える圧倒の20万字!!
    目的もゴールもない現代に、人間はどう生きていくべきか。

    深層学習、環境知能、ナッジ、VR/AR……
    最新の学問と技術から考察する「新しい人間哲学」ここに誕生!


    出版社からのコメント
    私たちが有史以前から世界を理解してきた時系列の因果に沿った方法、「因果の物語」。
    人間は他の生命にはない自意識を持ち、「因果の物語」によって世界を認識することで、文明を発達させてきた。
    しかし自意識は同時に、「因果の物語」に沿って人生の目標やゴールを決めなければならないということを強制してくる。
    暮らしがいずれ豊かになっていくことを期待できた時代には、それに納得できる部分もあった。
    しかし二十一世紀の私たちは、そういう自由な選択による目標の設定を、抑圧として感じるようになってきている。
    その時代には、時系列に沿った人生の目的を考えるのではなく、新しい哲学が必要になる。
    それはすなわち、私たちは生きているからこそ生きているのであって、そこには過去も未来も現在もなく、「生きよう」と思った瞬間に「生」はただ立ち上がるのだという直感的な認識なのではないだろうか。

     

    内容(「BOOK」データベースより)
    私たちが有史以前から世界を理解してきた時系列の因果に沿った方法、「因果の物語」。人間は他の生命にはない自意識を持ち、「因果の物語」によって世界を認識することで、文明を発達させてきた。しかし自意識は同時に、「因果の物語」に沿って人生の目標やゴールを決めなければならないということを強制してくる。暮らしがいずれ豊かになっていくことを期待できた時代には、それに納得できる部分もあった。しかし二十一世紀の私たちは、そういう自由な選択による目標の設定を、抑圧として感じるようになってきている。その時代には、時系列に沿った人生の目的を考えるのではなく、新しい哲学が必要になる。それはすなわち、私たちは生きているからこそ生きているのであって、そこには過去も未来も現在もなく、「生きよう」と思った瞬間に「生」はただ立ち上がるのだという直感的な認識なのではないだろうか。最新の学問と技術から考察した「新しい人間哲学」ここに誕生。

     

    著者について
    佐々木 俊尚(ささき としなお)
    1961年生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。作家・ジャーナリスト。
    毎日新聞社などを経て2003年に独立し、テクノロジーから政治、経済、社会、ライフスタイルにいたるまで幅広く取材・執筆している。
    仕事するのにオフィスはいらない』『当事者の時代』(以上、光文社新書)、『広く弱くつながって生きる』 (幻冬舎新書)など著書多数。
    総務省情報通信白書編集委員。共創コミュニティSUSONO運営。