2023/9/28 読了 新井敏記「池澤夏樹 アジアの感情」 (スイッチライブラリー) スイッチパブリッシング

池澤夏樹 アジアの感情 (スイッチライブラリー)

著者 : 
  • スイッチパブリッシング (2002年9月6日発売)
  • 池澤夏樹 アジアの感情 (スイッチライブラリー)

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f.2023/9/28
p.2007/9/24

 

「旅に出て、周縁からものを見る」
世界は、そして作家はどこへ向かっているか。
移動の軌跡を通じて創作の秘密を解くインタビュー。

1994年の『未来圏からの風』の旅、初めての新聞連載小説『すばらしい新世界』、南の島の文化を繙く『ハワイイ紀行』とその対をなす短編集『カイマナヒラの家』、星野道夫の仕事を再考する『旅をした人 星野道夫の生と死』、バリを舞台にした7年ぶりの長篇『花を運ぶ妹』、そして9.11以降の世界に向けて発行するメールマガジン『新世紀へようこそ』……。「SWITCH」誌に7回にわたって掲載された池澤夏樹のロング・インタビューの待望の単行本化。

「自分の歩みをインタビューでたどりなおすというのは、おもしろいと同時に忸怩たる思いをも伴う作業である。小説という嘘を書いて暮らす者の言い訳だから『ウソクラテスの弁明』というタイトルにしようかと一瞬考えたほどだ」(池澤夏樹 あとがきより)


[目次]

まえがき 新井敏記
第1章 鳥瞰図
第2章 未来圏
第3章 狩猟者
第4章 周縁地
第5章 紀行文
第6章 羅針盤
あとがき 池澤夏樹

内容(「BOOK」データベースより)
世界は、そして作家はどこへ向かっているのか。移動の軌跡を通して創作の秘密を解くインタビュー。
内容(「MARC」データベースより)
世界は、そして作家はどこへ向かっているのか。移動の軌跡を通して創作の秘密を解くインタビュー。『SWITCH』誌に7回にわたって掲載された池沢夏樹のロング・インタビューを単行本化。

著者について
新井敏記(あらい・としのり)
1954年生まれ。日本大学学術研究所卒。86年に雑誌「SWITCH」を創刊、以来同誌の編集長として独自の出版活動を続けている。同時にインタビュアー、ノンフィクションライターとしても活躍、著書に池澤夏樹のロングインタビュー集第一弾『沖に向かって泳ぐ』(文藝春秋)『モンタナ急行の乗客』(新潮社)『片山豊 黎明』(角川書店)などがある。

池澤夏樹(いけざわ・なつき)
小説家、詩人、評論家、翻訳家。1945年生まれ。埼玉大学理工学部中退。88年『スティル・ライフ』(中央公論社)で98年芥川賞受賞。社会、文化、言語、人々を厳しさとユーモアを兼ね備えた視点で見据え描き続けている。現在は沖縄に在住。主な著書に詩集『塩の道』『最も長い河に関する考察』(書肆山田)『この世界のぜんぶ』(中央公論社)、小説『夏の朝の成層圏』『真昼のプリニウス』(中央公論新社)『バビロンに行きて歌え』『マシアス・ギリの失脚』(新潮社)『マリコ/マリキータ』『花を運ぶ妹』(文藝春秋)、評論・エッセイ『エデンを遠く離れて』(朝日新聞社)『母なる自然のおっぱい』(新潮社)『読書癖』(みすず書房)『未来圏からの風』(パルコ出版)『海図と航海日誌』『旅をした人 星野道夫の生と死』(スイッチ・パブリッシング)など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

新井/敏記
1954年茨城県生まれ。日本大学芸術研究所卒。86年に雑誌「SWITCH」を創刊、以来同誌の編集長として独自の出版活動を続けている。同時にインタビュアー、ノンフィクションライターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)