2019年10月29日 読了

著者 : 山極寿一
発売日 : 2019-09-10

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2019/9/14 購入

内容紹介
自尊心をもてあまし、孤立する男たち。その葛藤は何に由来するのか? 身体や心に刻印されたオスの進化的な特性を明らかにし、男の懊悩を解き明かす

内容(「BOOK」データベースより)
縦社会のくびきから脱せずに、尊大な自尊心をもてあます男たち。傷つくことを恐れて常識や因習から解放されない彼らは、これからどこへ向かうのか?ゴリラ研究で世界をリードする京大総長が、進化学の観点から、男の身体や心に刻印されるオスの特徴を読み解く。霊長類の軌跡をたどることで、息苦しさを感じている現代人のココロを揺さぶり、男と女の幸福な結びつきを考える希望の書。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山極/寿一
1952年東京都生まれ。霊長類学・人類学者。ゴリラ研究の世界的権威。京都大学総長。京都大学理学部卒業、京都大学大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学。理学博士。ゴリラを主たる研究対象にして人類の起源をさぐる。ルワンダ・カリソケ研究センター客員研究員、日本モンキーセンターのリサーチフェロー、京都大学霊長類研究所助手、京都大学大学院理学研究科助教授を経て同教授。2014年10月から京都大学総長。2017年10月から日本学術会議会長を兼任し、日本の学術界を牽引する存在となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)