2023/2/6 読了 浅田次郎「ハッピー・リタイアメント」 (幻冬舎文庫)

ハッピー・リタイアメント (幻冬舎文庫)

著者 : 

 

f.2023/2/6
p.2011/9/5

定年まであと四年のしがない財務官僚・樋口と愚直だけが取り柄の自衛官・大友。二人が突如転属を命じられたJAMS(全国中小企業振興会)は、元財務官僚の理事・矢島が牛耳る業務実体のない天下り組織。戸惑う彼らに、教育係の立花葵はある日、秘密のミッションを言い渡す。それは汚職か、横領か、それとも善行か!?浅田版「世紀の幸福論」痛快娯楽「天下り」小説。

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
浅田/次郎
1951年東京都出身。95年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、97年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、06年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞司馬遼太郎賞、08年『中原の虹』で吉川英治文学賞、10年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)