2023/4/23 読了 奥田英朗「噂の女」 (新潮文庫)

噂の女 (新潮文庫)

著者 : 
  • 新潮社 (2015年5月28日発売)

噂の女(新潮文庫)

f.2023/4/23

p.2015/6/29

from amazon site

次々と男たちを虜にしてゆく美幸には、黒い噂が━━。
「罠を仕掛けてきたんやわ」
連続ドラマ化でも話題。
愛、悲哀、欲望と笑いが夜空に弾ける、ノンストップ・エンタテインメント!

「侮ったら、それが恐ろしい女で」。高校まではごく地味。短大時代に恐るべき能力を開花させる。手練手管と肉体を使い、店員を振り出しに玉の輿婚をなしとげ、高級クラブのママにまでのし上がった、糸井美幸。彼女の道行きにはいつも黒い噂がつきまとい――。その街では毎夜、男女の愛と欲望が渦巻いていた。ダークネスと悲哀、笑いが弾ける、ノンストップ・エンタテインメント。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
奥田/英朗
1959(昭和34)年、岐阜県生れ。プランナー、コピーライター、構成作家などを経験したのちに、’97(平成9)年『ウランバーナの森』で作家としてデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞を、’04年『空中ブランコ』で直木賞を受賞する。’07年『家日和』で柴田錬三郎賞を、’09年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)