養老孟司入門 ――脳・からだ・ヒトを解剖する (ちくま新書)
- 筑摩書房 (2021年3月8日発売)
- f.2023/3/4
- p.2021/4/1
-
from amazon site
「脳」「からだ(人体)」「ヒト」をめぐって「生きるとはどういうこと
か」を問い続けてきた解剖学者・養老孟司の代表的著作を読みなおし、その
探求・思想の世界を一望する。「脳より大切なものがある」、「塀の上を歩
け」、「あたりまえ」の本質、「無思想」という思想、「ヒトとはなに
か?」……知的刺激に満ちた数々の至言とともに、東大医学部解剖学教室か
らの愛弟子である著者が、各著作が書かれた当時のエピソードも交え評伝風
に語る。一冊でわかる、養老孟司のすべて!
著者について
解剖学者・美術批評家
布施英利(ふせひでと)
芸術学者、批評家。1960年群馬県生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科
卒業、同大学院美術研究科博士課程(美術解剖学専攻)修了。学術博士。大学
院在学中に最初の著書『脳の中の美術館』を出版。以後、これまでの著書は
60冊ほど。東京大学医学部助手(養老孟司研究室)を経て、現在は東京藝術大
学美術学部教授。著書に『脳の中の美術館』をはじめ、『死体を探せ!』
『子どもに伝える美術解剖学』『構図がわかれば絵画がわかる』『人体 5億
年の記憶』『洞窟壁画を旅して』など多数。オンラインでは電脳アカデミア
「美の教室」と「自然の教室」の講座に取り組んでいる。