2021/9/30 読了 坂東眞砂子「曼荼羅道」 (集英社文庫)

2021/9/30 読了 坂東眞砂子曼荼羅道」 (集英社文庫

 

f.2021/9/30
p.2004/12/18

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第15回柴田錬三郎賞受賞作!
戦中にマレー半島に渡り、現地妻サヤを娶った富山の薬売り・蓮太郎。その孫にあたる麻史と妻・静佳。2組の男女の愛憎が、時空を超えて「曼荼羅道」で交錯する。濃密に描く傑作長編。

 

内容(「BOOK」データベースより)
家業の薬売りを手伝うために妻の静佳とともに富山に戻った麻史は、祖父が残した書き付けから「曼荼羅道」の存在を知る。祖父の蓮太郎は戦時中マレイ半島に渡り、部族の娘サヤを現地妻としたのだった。現代を生きる麻史と静佳、戦後を乗り越えてきた蓮太郎とサヤ。二組の男女の人生が、やがて「曼荼羅道」で交錯する。圧倒的な迫力と濃密な筆致で描く家族、愛憎、そして性。第15回柴田錬三郎賞受賞作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
坂東/真砂子
1958年、高知県生まれ。奈良女子大住居学科卒業後、イタリアのミラノ工科大学などでデザインを学ぶ。96年「桜雨」で島清恋愛文学賞、97年「山妣」で直木賞、02年「曼荼羅道」で柴田錬三郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)