2021/11/19 読了 長田弘「読書からはじまる 」(ちくま文庫)
f.2021/11/19
p.2021/5/24
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自分のために、次世代のために――。「本を読む」意味をいまだからこそ考えたい。ひとの世界への愛に溢れた珠玉の読書エッセイ!
解説 池澤春菜
「読まない本」にゆたかさがある。「たくさん読む」が正解ではない。「一生忘れない」なんて嘘? 最も長く、最も深く人類と共に在り続けてきた「本」というメディアは、私たちの想像よりもずっと優しく、あらゆることを許してくれる友人だ。本はあなたを孤独にしない。読書が苦手、活字に疲れた――そんな本音にもあたたかに寄り添う、「人間」を楽しむ至高のエッセイ。
内容(「BOOK」データベースより)
本は親しい友人。本はだいじな記憶の扉。本は言葉を紡ぎ、世界を身近にとりもどす一つの装置。そして本は人生の比喩。すべては「読書からはじまる」…。読書の未来を見つめる詩人・長田弘の“書き下ろし”エッセー。
内容(「MARC」データベースより)
人は読書する生き物である-。本はもう一人の友人、読書のための椅子、言葉を結ぶもの、子どもの本のちから、共通の大切な記憶、失いたくない言葉などをテーマに綴る、読書の未来を見つめる詩人による書き下ろしエッセー。