2022/2/26 読了 林真理子「ミルキー」 (講談社文庫)

2022/2/26  読了 林真理子「ミルキー」 (講談社文庫)

f.2022/2/26
p.2009/7/22

from amazon site

ハマる、落ちる、とける。大人の女の危険な恋。林真理子のビターな恋愛小説ーー「人妻とのつき合いは、いろいろな味をそのつど男に与える」……産休明けで、諸橋陽子が職場復帰した。広告代理店に勤める奥村裕一は、妊娠前の陽子と、数回関係をもっていた。子どもを産んで、以前より美しくなった彼女を、裕一は誘うが……。という表題作「ミルキー」を含む、女の秘密がぎっしり詰まった12作の短篇集。女の顔は、恋の数だけ何度も変わる、美しく、いやらしく……。恋とセックスのためなら女はどこまでもずるくなる。背徳の恋愛ストーリー集。ハマる! 大人の女の恋愛小説!

 

みんな普通の人だから、愛はこんなに奥深い。手に入らない女は美しい。別れたい時の女は恐ろしく、別れられない時には、女はずるい。普通の男女の愛とセックスの深さと不思議を描く。『小説現代』掲載の短編をまとめ単行本化。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
林/真理子
1954年4月、山梨県生まれ。日大芸術学部卒業。コピーライターとして活躍ののち、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーに。『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞、『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞、『みんなの秘密』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)