2022/1/10 読了 石田英敬「大人のためのメディア論講義」 (ちくま新書)

2022/1/10  読了 石田英敬「大人のためのメディア論講義」 (ちくま新書

f.2022/1/10
p.2016/1/8

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  情報産業が生みだす欲望に身を任せ、先端技術に自らの意識を預ける――二四時間デジタル機器を手放せない現代人に何が起こったのか。2つのメディア革命を検証。

 

内容(「BOOK」データベースより)
  二四時間モバイル機器を手放せず、情報産業に囲い込まれた現代人の生活。人間が二足歩行へと進化した文字を持ちはじめた時から宿命づけられたこの現象は、二〇世紀に、二つのメディア革命を経て加速する。写真・電話・映画などの技術が人間の意識できない瞬間を記録し、広告・マーケティング技術が我々自身より先に消費・欲望を生み出し、デジタル機器が人間の生活全体を統治していく。人間は自分自身の意識をもう一度わが手に取り返すことはできるのか。そのために何ができるのか。

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

石田/英敬
1953年千葉県に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学、パリ第10大学大学院博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授・同大学院情報学環教授(兼担)。情報学環長、附属図書館副館長を歴任。専攻、記号学・メディア論、言語態分析。特に19世紀以後のメディア・テクノロジーの発達と人間文明との関係を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)