花びらめくり (新潮文庫) 著者 : 花房観音 新潮社 (2016年9月28日発売) f.2023/7/10p.2016/9/30 from amazon site 「誘ってきたのは奥さんです」「私は犯されました」「妻と部下は、悦びあっていました」。不貞の現場でせめぎ合う間男、妻、夫それぞれの“真…

コックサッカーブルース 著者 : 村上龍 小学館 2023/7/3 stoppedp.1991/6/3 2023/7/4 おもしろくないので途中（ほぼ半分）で読むのをやめた。ISBN 4093793913 from amazon site 各界のVIPが参加した秘密SMパーティーで、一人を除く全員の女の子が、電気ノコ…

キャンセルされた街の案内 著者 : 吉田修一 新潮社 (2009年8月22日発売) f.②2023/7/3 ①2018/3/30 p.2009/9/1 from amazon site 日々の春零下五度台風一過深夜二時の男乳歯奴ら大阪ほのか２４Pieces灯台キャンセルされた街の案内 内容（「BOOK」データベース…

取り替え子 (講談社文庫) 著者 : 大江健三郎 講談社 (2004年4月15日発売) f.2023/6/29 p.2006/4/20 from amazon site 国際的な作家古義人(こぎと)の義兄で映画監督の吾良(ごろう)が自殺した。動機に不審を抱き鬱々と暮らす古義人は悲哀から逃れるようにドイ…

佐藤厚志「荒地の家族」（新潮2022/12月号） from amazon site 第168回芥川賞受賞作！あの災厄から十年余り、男はその地を彷徨いつづけた。元の生活に戻りたいと人が言う時の「元」とはいつの時点か――。40歳の植木職人・坂井祐治は、災厄の二年後に妻を病気…

アロハで田植え、はじめました (河出文庫) 著者 : 近藤康太郎 河出書房新社 (2023年5月9日発売) f.2023/6/25p.2023/5/9 from amazon site １年分の米さえ自作できれば、お金に頼らず生きられる!? 赴任先の長崎で思わず発見した、社会から半分だけ降りて生き…

きみのためのバラ (新潮文庫) 著者 : 池澤夏樹 新潮社 (2010年8月28日発売) f.2023/6/17p.2010/8/30 from amazon site 予約ミスで足止めされた空港の空白時間、唱えると人間の攻撃欲がたちまち萎える不思議なことば、中米をさすらう若者をとらえた少女のまな…

タモリ論 (新潮新書) 著者 : 樋口毅宏 新潮社 (2013年7月13日発売) f.2023/6/16p.2023/6/11 from amazon site 「タモリが狂わないのは、自分にも他人にも何ひとつ期待をしていないから」(『さらば雑司ヶ谷』より) 小説デビュー作に忍び込ませた「タモリ・エ…

新装版 私本・源氏物語 (文春文庫) 著者 : 田辺聖子 文藝春秋 (2011年5月10日発売) f.2023/6/11p.2023/3/1 from amazon site 「どの女も新鮮味が無うなった」「大将、またでっか！？」ウチの大将・光源氏の君は御年17歳。好奇心はちきれんばかりの色けざかり…

新しい風土記へ 鶴見俊輔座談 (朝日新書) 著者 : 鶴見俊輔 朝日新聞出版 (2010年7月13日発売) f.②2023/6/9 f.①200/7/28p.2010/7/20 from amazon site 私はいま、新しい地平を拓いた――。歴史をどうとらえるか。勝ちっぷりでなく「負けっぷり」をどう評価する…

スマホ脳 (新潮新書) 著者 : アンデシュ・ハンセン 久山葉子 新潮社 (2020年11月18日発売) f.2023/5/28p.2023/5/17 from amazon site 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)ハンセン,アンデシュ1974年生まれ。スウェーデン・ストックホルム出身。前作『一流の…

上野千鶴子が文学を社会学する 著者 : 上野千鶴子 朝日新聞社 f.2023/5/26p.2000/11/15 from amazon site 商品説明 1992年に刊行された、著者と小倉千加子、富岡多惠子との鼎談（ていだん）『男流文学論』は、男性作家の作品が内包する性差別を暴きだし、文…

さらば雑司ヶ谷 (新潮文庫) 著者 : 樋口毅宏 新潮社 (2012年1月28日発売) f.2023/5/24p.2023/5/10 from amazon site 中国から久しぶりに戻った俺を出迎えた友の死。東京、雑司ヶ谷。大都会に隣接するこの下町で俺は歪んだ青春を送った。町を支配する宗教団体…

オンエア 下 (講談社文庫) 著者 : 柳美里 講談社 (2012年11月15日発売) f.2023/5/18p.2012/11/15 from amazon site ニュース番組のサブキャスター・藤崎あゆみは大物政治家と急接近。同番組のスポーツキャスター・水沢千広は野球選手の恋人に捨てられる。ス…

オンエア 上 (講談社文庫) 著者 : 柳美里 講談社 (2012年11月15日発売)」 f.2023/5/13p.2012/11/15 from amazon site プロデューサーと不倫関係を続ける藤崎あゆみ・26歳。年下の野球選手に結婚をせがまれる水沢千広・32歳。元カレのストーキングにおびえる…

謹訳 源氏物語 一 改訂新修 (祥伝社文庫) 著者 : 林望 祥伝社 (2017年9月13日発売) f.2023/5/13p.2017/9/22 from amazon site （「BOOK」データベースより）帝の子として生まれた光源氏。美貌と才能を兼ね備えるが、その心には深い闇―父の後妻である藤壺の宮…

義男の青春・別離 (新潮文庫) 著者 : つげ義春 新潮社 (1998年7月29日発売) f.2023/5/10f.2012/8/14f.2007/4/20f.1998/8/14p.1998/8/8 from amazon site 永遠の衝撃を持ち続ける、「つげ義春」ワールド第二弾。最後の発表作『別離』を含む14編。 真綿で首を…

民宿雪国 (祥伝社文庫) 著者 : 樋口毅宏 祥伝社 (2013年10月11日発売) 民宿雪国 (祥伝社文庫) 著者 : 樋口毅宏 祥伝社 発売日 : 2013-10-11 ブクログでレビューを見る» f.2023/5/9p.2023/5/2 from amazon site 大勢に惜しまれながら、国民的画家・丹生雄武郎…

怖いこわい京都 (新潮文庫) 著者 : 入江敦彦 新潮社 (2010年5月28日発売) f.2023/5/5 p.2010/6/15 from amazon site そないに怖がらんと、ねき(近く)にお寄りやす。千二百年の闇が生む、美しくて怖い京都「百物語」。 微笑みに隠された得体のしれぬ怖さ──そ…

目的への抵抗 (新潮新書) 著者 : 國分功一郎 新潮社 (2023年4月17日発売) f.2023/4/28 p.2023/4/22 ★５ from amazon site 自由は目的に抵抗する。そこにこそ人間の自由がある。にもかかわらず我々は「目的」に縛られ、大切なものを見失いつつあるのではない…

噂の女 (新潮文庫) 著者 : 奥田英朗 新潮社 (2015年5月28日発売) f.2023/4/23 p.2015/6/29 from amazon site 次々と男たちを虜にしてゆく美幸には、黒い噂が━━。「罠を仕掛けてきたんやわ」連続ドラマ化でも話題。愛、悲哀、欲望と笑いが夜空に弾ける、ノン…

ゆるく考える (河出文庫) 著者 : 東浩紀 河出書房新社 (2021年5月1日発売) f.2023/4/22p.2021/5/10 from amazon site 若いころのぼくに言いたい、人生の選択肢は無限である、と。世の中を少しでもよい方向に変えるために、ゆるく、ラジカルにゆるく考えよう…

日本のセックス (双葉文庫) 著者 : 樋口毅宏 双葉社 (2012年11月15日発売) f.2023/4/15 p.2013/1/16 from amazon site 官能から始まる物語は、やがて、圧巻のバイオレンス&法廷サスペンスへ――『さらば雑司ヶ谷』で話題沸騰の新しい才能の最新作は、不覚にも…

「知」のソフトウェア (講談社現代新書) 著者 : 立花隆 講談社 (1984年3月19日発売) f,2023/4/13P.1984/3/20? from amazon site ●雑念を捨て去り、ひたすら精神を集中せよ。●読む価値のないものは読むな。●無意識の巨大な潜在能力を活用せよ。●ことさらにレ…

哲学で何がわかるか? ツチヤ教授の哲学講義 (文春文庫) 著者 : 土屋賢二 文藝春秋 (2011年3月10日発 f.2023/4/12p.2011/3/15 大哲学者たちが考えたことを信用できるでしょうか？ いつもはあまり信用されないツチヤ教授が挑戦的にこう問いかけた。不信感を抱…

家族の悪知恵 (身もフタもないけど役に立つ49のヒント) 著者 : 西原理恵子 文藝春秋 (2014年5月20日発売) f.2023/4/6p.2014/6/13 from amazon site ベストセラー『生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント』につづく、漫画家・西原理恵子さんの人生相…

日本人はどう住まうべきか? (新潮文庫) 著者 : 養老孟司 隈研吾 f.2023/4/1p.2016/1/5 from amazon site 日本人は元来「だましだまし」生きてきたのに津波被害を完璧に予測して対策するなど不可能。原発問題も土建問題もつまるところ戦争のツケ。マイホーム…

NHK出版 学びのきほん 感性でよむ西洋美術 (教養・文化シリーズ) 著者 : 伊藤亜紗 NHK出版 (2023年1月26日発売) from amazon site f.2023/3/30p.2023/1/27 著者初、美術の入門書。 2500年もの歴史をもつ「西洋美術」。その膨大な歴史や作品を理解するのは至…

再読だけが創造的な読書術である (単行本) 著者 : 永田希 筑摩書房 (2023年3月20日発売) f.2023/3/28 p.2023/3/24 from amazon site 再読せよ。一生かけて読む本に、あなたはすでに出会っている。 本を繰り返し開くことは、自分自身と向き合うことである。「…

趣味は読書。 (ちくま文庫) 著者 : 斎藤美奈子 筑摩書房 (2007年4月1日発売) f.2023/3/26p.2022/3/4 内容（「BOOK」データベースより）ふだん本を読まない人が読むからベストセラーになる。だからいわゆる「本読み」は、ベストセラーを読まずに批判する。が…